オートバイ部品は明徳輪業社へ

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エンジンの点検
■カムチェーン調整(6Vエンジンのみ)
  ※12Vエンジンはオートテンショナーだから不要
カムチェーンは定期的に調整しないとたるんできます。たるんだままバルブタイミングや点火時期を調整してもエンジンをかけると各タイミングはずれてしまいます。たるんでいる場合は、カムチェーン調整後、バルブタイミング調整、バルブクリアランス調整、点火時期を調整する。これは、定期的に行なってください。
◇バルブタイミング調整
フライホイールのTマークをクランクケースの切り欠きに合わせた時、カムスプロケットの丸マークがヘッドの切り欠きに合っていますか。ずれている時は、合う様に調整して下さい。 (ここで言うバルブタイミングは、分度器を使うバルブタイミングではありませんのでSステージの取説でバルブタイミング調整の所を見て下さい。)
■バルブタイミング調整
  フライホイールのTマークをクランクケースの切り欠きに合わせた時、カムスプロケットの丸マークがヘッドの切り欠きに合っていますか。ずれている時は、合う様に調整して下さい。 (ここで言うバルブタイミングは、分度器を使うバルブタイミングではありませんのでSステージの取説でバルブタイミング調整の所を見て下さい。)
■バルブクリアランス調整(タペット調整とも言う)
  バルブクリアランスは、ボアアップキットの取説に書いている数値より狭くても広くても良くないので、合っているか点検して、合っていない場合は、調整して下さい。これも定期的に見てください。
■点火系が正常か?
  6Vエンジンでポイント点火の場合、点火時期がノーマル位 置よりずれているとエンジン自体の調子が出ないので、ずれていれば、調整して下さい。ポイント(接点)は消耗品なので、減ったりしていれば、新品に交換して下さい。6Vエンジン自体古いので、イグニッションコイルやプラグキャップも点検して下さい。
■エンジン自体に異常は無いか?
  ・カムシャフトやロッカーアームが摩耗していないか。
・バルブスプリングが折れていないか。
・バルブスプリングリテーナーが減っていないか。
・エンジンは正常に圧縮しているか。
・クランクシャフトやコンロッドに異常なガタが無いか。
・クラッチの滑りは無いか。
これらを点検すれば、基本的にエンジン自体は大丈夫でしょう。

ボアアップ関係
ボアアップ関係でよくある質問をまとめました
Q.1 ボアアップを組んだけどエンジンがかからないんですが・・・
A.1 ・まず『エンジンの点検項目』を参照していただいて、チェックして下さい。(組み方が悪い場合があります)
・キャブレターのジェット類は合っていますか?
アクセルを開けすぎてかからなかったり、キックで十分クランクを回せていない等の原因があります。全てが正常なら必ず始動します。
Q.2 スパークプラグは何番を使ったらいいの?
A.2 ・モンキー・ゴリラエンジンの場合は、NGK7番(CR7HSA)/デンソー22番(U22FSR-U)を取り付けて、お客様の乗り方で乗っていただき焼け具合を見ます。
白く焼ける場合は、NGK8番/デンソー24番の冷え型プラグに交換して下さい。
※S−Stageは8番を装着して下さい。
※キャブのセッティングが合ってないとプラグの焼け具合は判断できません。
Q.3 バルブクリアランスはどれ位にあわせればいいの?
A.3 ・ノーマルヘッドの場合は、冷間時インテーク・エキゾースト共に、0.05mmに合わせて下さい。
・レギュラーヘッド・R-Stage・スーパーヘッドの場合は、冷間時インテーク・エキゾースト共に、0.08mmに合わせて下さい。
Q.4 エンジンオイルは何がいいの?
A.4 ・二輪車用って書いて売っている4サイクルオイルなら何でもいいと思います。 武川ではホンダウルトラGPの10W−40を使用しています。 オイル量さえ管理していれば純正オイルでも問題ありません。
Q.5 ボアアップ以外で何が必要?
A.5 ・レギュラー以上のボアアップならキャブレター、マフラー、強化カムチェーン、スーパーオイルポンプは必要です。強化クラッチ、オイルクーラー、キャッチタンクはあった方がいいです。
・ストロークアップや88ccでも大口径キャブが付いているエンジンなら、馬力があるので強化クラッチではきびしいです。出来れば、スペシャルや乾式の方がいいです。
Q.6 慣らし運転はどれぐらいすればいいの?
  ・乗り初めてから500kmを走行するまでは急発進・急加速を避け控えめな運転をして下さい。
適切な慣らし運転を行うと、その後の車輌の性能を良い状態に保つことが出来ます。
Q.7 何故ボアアップするとハイオクガソリンじゃないといけないんですか?
A.7 一般的にボアアップすると高出力・高圧縮になりますが圧縮率が高くなるとスパークプラグで着火する前に自然着火してしまうデトネーション(ノッキング含む)が起こりエンジンブローに繋がります。
この為にボアアップキットはハイオク指定させていただいてノッキングを防止しています。

ボアアップによくあるトラブル
■カムとロッカーアームだけが黒く焼き付いた
  (原因) 
・オイルポンプ不良やポンプが回っていない。
・オイルオリフィスからヘッドまでの通路が詰まっている。
・エンジンオイル量が少ない。
■コンロッド小端部やピストンピンが焼ける
  (原因)
・エンジンオイル量が少ない。
・オーバーヒートさせた時。
・オイルスルーが摩耗している。(現行のスペシャルと乾式はオイルスルーを使用しないので、これが原因にはなりません
■マフラーから白煙が出る
  (原因)
・ピストンリングの張力がなくなり、オイル上りしている時。
  3本リングピストンの場合はセカンドリング、オイルリング(ピストン変形)
  張力がなくなるのは、オーバーヒート等でピストンが変形したりする場合があります。
  又、普段あまり乗らずたまに乗っても暖気運転をしないで乗る人にも起こる可能性があります。
・クランクケースにシリンダースリーブが押されて変形している時、薄いスリーブのシリンダーでよくあります。ケースの段差に押されてピストンの当りがきつくなってオイル上りする場合があります。特に当りがきついとピストンがオーバーヒートした様に変形したりします。
・オイル下りの場合はバルブガイドとバルブのクリアランスが広くなったり、ステムシールがヘたってくるとなりやすいです。バルブスプリングが折れてガイドやステムシールを潰してしまった時にもなります。どちらかと言えば、オイル上りの方がモンキーのエンジンの場合多いです。
・排気ポートやシリンダーヘッドに巣穴がある場合。
・クランクケース内の圧力が高い場合。
■何回組み直してもオイル漏れする(オイル滲みは多少有るので異常ではありません)
  (原因)
・シリンダーヘッドとシリンダー間(ヘッドガスケット面)やシリンダーとクランクケース間(シリンダーガスケット部)の場合
・巣穴がある場合があります。
・ガスケットに問題が無い場合は面がおかしい場合があり、打痕キズがあって一部が盛り上がってたりすると新品のガスケットを組んでもオイル漏れするので、オイルストーンで修正します。
・クランクケースに付いているスタットボルトが緩んでいるとヘッドのナットを規定トルクで締めても漏れてくる事があります。
・スーパーヘッドの銅のヘッドガスケットにシールパッキンを塗らずに組んだりすると漏れてきます。
■スーパーヘッドLサイドカバーの場合
  ・Dタイプまでの旧タイプカムを使用している人の場合、カムシャフトのベアリングの挿入が足りなくて、カムがカバーに当りオイル漏れするのでベアリングを奥まで挿入して頂き組んで頂きます。
・それ以外で漏れる場合もあるので、面を脱脂してシールパッキンを塗って組んで頂きます。
■その他のカバーの場合
  ・面にキズや打痕キズが無いのに漏れる場合はシールパッキンを塗って組んで頂きます。
・面から漏れていない場合は、巣穴やクラックがある場合があります。
☆シールパッキンを使う時の注意☆
シールパッキンは油に弱いので完全にシンナー等で脱脂してシールパッキンを塗り、完全に乾くまではエンジンをかけないようにして下さい。
■オーバーヒートする
  (原因)
・レギュラーガソリンを使用している。(Sステージに多い)
・点火時期が早い。
・燃料が薄い。(セッティングが薄い)
・プラグの熱価が合っていない。
・オイルクーラーを付けていない。
・スプロケットが合っていない。(ローギヤードすぎ)
・エンジンオイルが少ない。
・ピストンとシリンダーの当りがきつい。
・高負荷走行が多い
■ピストンの頭に穴があく
  (原因)
・点火時期が早い。
・レギュラーガソリンを使用している。
・セッティングが薄い。
・プラグの熱価が合っていない。
・変な組合せで組んで圧縮比が武川の設定より高くなっている。
■ピストンとバルブが当る
  (原因)
※普通キットを正確に組んでいたら考えられませんが・・・
・バルブタイミングがずれている。
・ヘッドガスケットが指定の物が付いていない。
・変な組合せで組んでいる。
・ノックピンを付けずに組んでいる。
・スーパーヘッドでDタイプ以前のカムで、カムとフランジの圧入がずれてバルブタイミングがずれている。

点火系の質問
■106cc以上にすると、なぜC.D.I点火にしなければいけないの?
  106cc以上の注意事項にも書いていますがC.D.I点火なら何でもいいという訳ではありません。
ここで、だめだと言うのは、「点火時期が早い物」(ガソリンに火を付ける時期が早い)で、武川のアウターローターCDIでも、昔の物は点火時期が早かったので、ベースプレートを現行のものに交換しなければいけません。インナーローターも昔のものは点火時期が早いのでだめです。ベースプレートを現行の物と交換して下さい。
・ポイント点火がなぜだめかと言いますと、ポイント点火はポイント(接点)の隙間次第ではエンジンにとって危ないぐらい点火時期が早くなってしまうものだからです。
・CDI点火は、無接点なので、一度付けたら調整の必要がないメンテナンスフリー。いくら正確にポイントを調整してもポイント点火とCDI点火を性能面で比べると、CDI点火の方が正確です。
※ポイント点火は定期的に調整しないと、点火時期が狂ってきますが、ポイントの調整が出来ずにエンジンを壊した人が何人もいらっしゃったので、ポイント点火の使用を禁止しました。
※「私はプロだから正確に調整出来る」のであれば、ノーマルの点火時期(Fマーク30°)よりも絶対早くしないで下さい。使用なさるのは自由ですが、それに伴う故障に対する責任は一切負いかねます。
■ツインプラグって何?
  名前のとおり、2本のスパークプラグがあるヘッドのことです。DOHCヘッドは、ヘッドのまん中にプラグがあるのでガソリンが均等に燃え広がるけれど、スーパーヘッドやRステージ等のヘッドはヘッドの構造上、まん中にプラグが付けられないのでヘッドの端に付いています。端から全体に燃え広がるには、まん中にプラグが付いているDOHCヘッドより時間がかかるので効率が悪いです。端に付いているなら反対側にもう一個プラグを付けて両側から燃え広がると燃焼効率が良くなります。
■超〜簡単! 燃え広がりの図
 
■更に、超〜簡単! お風呂に入っている時にやってみよう!
  洗面器の中に水を入れて指を入れると水の波紋が出来ますよね。
指がスパークプラグで波紋が燃え広がり方です。
指をまん中に入れた時の波紋はDOHC
指を端に入れた時の波紋は1本プラグ
指を両端に同時に入れた時の波紋はツインプラグ
これで、DOHCはまん中できれいに燃え広がり、1本プラグは燃え広がるのに時間がかかり、ツインプラグは1本プラグより効率よく燃え広がると言うのをわかっていただけましたか?
ツインプラグは1本より燃焼効率がいいのです。取り付けると1本プラグより全体的にパワーアップし、高回転まで回るようになります。そうなると、Rステージとかもツインプラグにしたら?って思われるでしょうが、Rステージやレギュラーの場合スーパーヘッドより2個目のプラグを取り付けるスペースが無く難しいのです。プラグが2本になると言う事は、イグニッションコイルなどの部品も2個必要なので、一応12Vエンジンのノーマルアウターローター用しか御座いません。

車種とクランクまわりの関係
Sクランク 6Vモンキー(1323946まで)  DAX70
Lクランク 6Vモンキー(1323947〜1600007まで)
Gクランク 6Vモンキー(1600008〜1805927まで)
Rクランク 12Vモンキー、12Vゴリラ、モンキーバハ、モンキーR/RT、JAZZ、
マグナ50、12VDAX、12Vカブ、12Vシャリー、12VCD50、
12VCL50、リトルカブ、ジョルカブ
  ・JAZZと6Vシャリーの最終型は6Vですが、RクランクでCDI点火、クランクケースとも12V用。
・このエンジン系で、12Vの車両は全てRクランク。
・12Vのカブ、リトルカブ、CD、CL、マグナ、ジョルカブは、クランクケースのミッション軸受部がモンキー用と異なります。
・12Vのカブ、リトルカブ、ジョルカブ、CD、CL、マグナはRクランクですが、クランクピンやコンロッドがモンキー用より細く弱いです。
・12Vカブ70、12VCD70、XR70、6V最終シャリー70は、Rクランクですが、モンキー用よりコンロッドが太い強化品です。ストロークは50ccと同じです。

マフラーについての質問
■ABモンキーやゴリラにAB対応以前のマフラーはどうして付られないのでしょうか。
  B27モンキー・ゴリラは排気ガス規制と騒音規制の規制がなされました。
Z50Jの頃にも騒音規制はあったのですがAB27に比べ規制は緩く、その頃に作った
ボンバーなどのマフラーは規制が厳しくなったAB27には対応出来なくなってしまったので
AB27に対応していないマフラーを取り付けると違法になります。
但し、モンキー・ゴリラのZ50JやAB27もマフラーの付く位置は同じなので取り付けには
支障はありません。
排気ガス規制は規制値より大気を汚す排気ガスなら違反。
騒音規制は規制値より排気音が大きければ違反。

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